以前、こんな相談をいただいたことがある。
「調子が悪くても無理して家のことをやってしまって、結局もっと調子が悪くなってしまう。どうしたらいいだろう……」
この気持ち、すごくよくわかる。私も完全に同じタイプだから。
「やってあげなきゃ」という気持ちの重さ。
うちは両親が90歳と85歳で、年々自分たちでできないことが増えてきている。
私は心配性だから、頼まれる前に先にやってしまうことも多い。そうすると両親も「ゆみに頼めばいい」という感じになってきて、お休みの日を待って頼まれることも増えてきた(笑)
これって、家族だけじゃなくて職場や友人関係でも同じことが起きがちだよね。「気づいてくれるはず」「言わなくてもわかるでしょ」って思ってしまう。
でも正直に言うと
相手はこちらが思っているほど気づいていないことの方が多い。
性格を変えるのは難しい。でも「伝える」ことはできる。
自分の性格を変えるって、ほんとうに難しいことだよね。
家族のために動いてしまう性格、先回りして心配してしまう性格、頼まれたら断れない性格……これは簡単には変えられない。
でも、性格を変えることより、自分の気持ちを伝えることの方がずっと大切だと気づいた。
「家族だから言わなくても気づいてくれるはず」は、残念ながら難しい。どんなに近しい関係でも、言葉にしないと伝わらないことってたくさんあるんだよね。
私が更年期のとき、どうしていたか。
更年期の真っ只中のころも、同じような状況が何度もあった。
やってあげたい気持ちは自分の中にある。頼まれたことも、「自分がやった方が心配がない」と思うこともある。だから調子が悪くても動いてしまうことがあった。
でもそのあと動けなくなったときは、「調子悪いから寝るね」って両親に伝えて横になるようにした。
そうすると少しずつ、「ゆみちゃん、調子悪かったんだな」って気づいてもらえるようになってきた。
それから意識するようにしたのが、先に状態を伝えておくこと。
朝から調子が悪いときは、先に「今日は調子悪いよ」と伝えておく。1日の中でも動けそうな時間があったら「今動けそうだからやってあげる」って声をかける。
そうするだけで、相手も様子を見ながら頼みごとをするようになってくるんだよね。
「伝える」ことで、関係は変わっていく。
恋愛でも家族関係でも、相手の気持ちや性格を変えることはできない。でも自分の気持ちを伝えることで、相手の理解は変わってくる。
何も伝えなければ、何も変わらない。
これって更年期に限らず、人間関係全般に言えることだと思う。でも更年期のときは特に、身体や心がしんどい分、「言えない自分」になりやすい時期でもある。
だからこそ、まず「今日は調子が悪い」というひとことから始めてみてほしい。
更年期は、自分と向き合う時間。
私は更年期のたくさんの症状を経験して、人間的に成長できたと思っている。
今まで生きてきた中で、自分と一番向き合った時期だったし、更年期がなかったら今の自分はいなかったとも思う。もう二度とあのつらさは経験したくないけど(笑)、更年期を通して得たものはたくさんある。
いくつになっても人は成長できる。でも更年期のときは特に、今までの自分を振り返って、これからの自分をどう生きるかを考えるタイミングなんじゃないかなって思う。
今、家事をするのも大変な人がたくさんいると思う。
自分だけがつらい思いをする必要はないよ。
お互いに思いやることが大切だけど、まず自分の気持ちを伝えられる自分になってほしい。
話さないと、気持ちは伝わらないから
今日もみんなが穏やかに過ごせますように♪



ゆみさん、私の両親も92歳と89歳です。
年々できないことが増え、私がお休みの日を待って頼まれることも多くなりました。
私も心配で、頼まれる前に動いてしまうことがあります。
似たような状況に「同じだなぁ」と思いながら読ませていただきました☺️
「家族だから言わなくても分かる」ではなく、自分の気持ちや体調を言葉にすることも大切ですね☘️